藤園の子どもたち

みなさんこんにちは。
『十ノ瀬 藤の郷』の閉園から約3ヶ月が経ち、気がつけば世間は夏休みの時期に入りましたね。
お盆も近いことから、既に夏休みを満喫されている方もいるのでしょうか。
今年も遠出は難しそうなので、ひっそりと線香花火でもしようと密かに企んでいるふくです。

今回は以前投稿した【十ノ瀬 藤の郷2021】総まとめ(前編)に引き続き、後編をお届けしていこうと思います。

前編では主に開花状況の移り変わりや園内の様子についてお届けしましたが、後編は『十ノ瀬 藤の郷』に来園いただいたちょっぴり珍しい(?)方々について紹介していきますよ!
(前編をまだご覧になられていない方はぜひこちらからお楽しみください)

秋田県が誇る、秋田の代名詞ご来園

秋田犬

まず最初に紹介するのは、忠犬ハチ公のエピソードでも私たち日本人に馴染みのある『秋田犬』です。

国の天然記念物にも指定されている秋田犬は、2018年に開催された『平昌オリンピックフィギュアスケート』女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手(ロシア出身)に贈られたメスの子犬「マサル」の一件でも一躍有名になりましたよね。

大館に住んでいると飼い主さんと一緒にお散歩する秋田犬をよく見かけますが、こうして間近で目にすることが初めての私にとってはちょっとしたドキドキ体験だったり。
しっぽの先までモフモフで立派な体格の秋田犬を見て、来園していた方々も思わず触れ合っていたりとなんとも微笑ましい光景が広がっていました。

開園期間中は市内外からたくさんの秋田犬が来園してくれて、ちょっとしたアイドル的存在として園内を盛り上げてくれましたよ!

ゴスロリ×藤の花、魅惑のコスプレーション

ゴスロリの彼女1

続いて紹介するのは、ステキな衣装で身を包み来園してくださったコスプレイヤーさんです。

身に纏っているのは『ゴシック・アンド・ロリータ(通称:ゴスロリ)』と呼ばれるもので、レースやフリル、リボンで飾られた衣装が特徴の日本独自のファッションスタイルなのです。

ゴスロリの彼女2

黒を基調とした衣装とレースのフリフリが藤の花といい塩梅にマッチしていて、繰り広げられる魅惑的な世界観に思わず引き込まれてしまいます。

そのほかにも国民的人気となったあの漫画・アニメキャラクター(鬼と藤が大きなテーマになっている例のアレです!)の衣装を身に纏ったコスプレイヤーさんや、小さなお子さんも来園され、時代の流れをしみじみ感じたり。

鑑賞するだけではなく自ら参加する楽しみ方があるんだなぁと、またひとつ新たな魅力を発見することができました。

朝靄と藤の花が祝う、人生の門出

藤園と新郎新婦

最後に紹介するのは、結婚式の撮影場所として来園してくださった新郎新婦のお二方です。

撮影したのは開園前の早朝の時間帯。
藤園裏にそびえ立つ十ノ瀬の山にはうっすらと朝靄がかかっていて、粛々と行われる二人の撮影を静かに祝っているようでもありました。

白無垢姿の花嫁さん

白無垢衣装の花嫁さんと藤の花の色のコントラストが本当によく合っていて、遠目から眺めているだけでもうっとりしてしまい、幸せをお裾分けしてもらった気分です。

撮影後はこのまま披露宴会場に向かわれたお二人。
人生の門出に藤の郷が関われたことを嬉しく思います。

改めてご結婚おめでとうございます。どうぞ末永くお幸せに!

藤園と子どもたち2

以上、前編に引き続き後編をお届けしてきましたがいかがでしたか。
老若男女問わず、藤園にやって来てくれたみなさんの魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。

今年は新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上での試みだったので、地域の方々はもちろん、来園いただいた方々にもたくさんのご協力とご理解をいただけたことに感謝いたします。
来年以降も『十ノ瀬 藤の郷』をみなさんに楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!

それではみなさん、素敵な夏休みをお過ごしください。
ではでは!

スタッフ ふく