みなさんこんにちは。
気づけば季節は春から夏への準備期間に移り変わり、草木の色も匂いもだんだんと濃くなっているように感じているふくです。

今回は藤の郷公式サイト内にて事前告知していた『草刈りピクニック』の様子についてお届けしていきますよ!

ここでしか感じられない空気や自然、またちょっとした珍事件(?)なんかをぎゅぎゅっとまとめてお伝えしていくので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

緑いっぱいの藤の郷

『草刈りピクニック』が行われたのは、2021年6月26日(土)の早朝。
空に大きく広がる青と日差しが大地を照らし、ピクニックにぴったりなお天気でした。

開園中には紫や白、ピンクなど様々な色合いの花で満ちていた藤の郷ですが、閉園から約1か月経った園内は、思わずはっとさせられるような緑で満ちていました。

当日は藤の郷がある田代地区出身のみなさんを中心に14名の方々が集まってくださり、それぞれが分担して草刈りや藤の剪定、摘み取りなどを行いました。(なんと北秋田市の地域おこし協力隊の方も駆けつけてくれたんですよ!)

草刈り機で刈られたところからむっと漂う湿り気のある緑の匂い。
草刈りが終わると近くを流れる岩瀬川のせせらぐ音が耳に心地よく響き、夏が近づいてくる気配を感じられる特別な時間でもありました。

手作業だからこそ感じられた苦労と愛着


(私ふくも剪定作業に挑戦!)

人生で初めて剪定を体験する私にとって、全てが新鮮であると同時に「私が剪定した木が来年以降咲かなくなってしまったらどうしよう」なんて不安もありましたが、管理者である津島さんから剪定の仕方を丁寧に教わり、気がつけば時間も忘れて黙々と作業に没頭していました。

ただひとつ難点を挙げるとするなら、首が痛いこと痛いこと。

1日ではとても終わらない作業を津島さん含め地域の方々は丹精込めてやっているのだなぁと思うと、思わず尊敬のため息が出てしまいます。


(北秋田市の地域おこし協力隊員さんも津島さんの説明に真剣な眼差し)

それでも「来年もまたきれいな花が咲きますように」と1本1本思いを込めて剪定していると、不思議と藤の木が体の痛みを吸い取ってくれるようで、生きているものが醸し出すパワーは計り知れないなぁとひとり感動していました。

待ちに待ったお昼ごはん

何といっても草刈り『ピクニック』。
気づけばお腹もぐぅと鳴る時間帯になり、藤の木を囲んでのお昼ごはんをいただきました。

お弁当やお茶、そのほかノンアルコールビールを片手にみんなで乾杯し、おしゃべりを楽しみながらの贅沢な時間。

そして食後には参加者のひとりである男性がお手製のクレームブリュレを出して、その場でガスバーナーを使ってみなさんに振る舞ってくれました!(これが本当に絶品で…)

さらにお土産用にこれまた手作りの燻製スモークチーズを配ってくれたりと、思いがけないサプライズ満載のお昼ごはんでした!

ちょっぴりおまけの珍事件

先ほども書いたように剪定作業に没頭していた私ですが、ふと木を見るとそこにはアオダイショウがひっそりとかくれんぼしていました。(ヘビが苦手な方、ごめんなさい〜〜!)

「何となく不思議な形をした木だなぁ、あれ、でも鱗…?」と気づいたときには時すでに遅しで、お互い至近距離で顔を見合わせてる状態。

野生の蛇をこんなに間近で見るのが初めてだった私は、多少驚きつつも「蛇だぁ」と案外呑気で、こちらに目線お願いしますと必死に頼みながらカメラ片手にシャッターを切っていました。(少しは警戒心をもちましょう)

大満足の『草刈りピクニック』

そんなこんなで珍事件もありましたが、心地良い疲労感と充実感、何より緑のパワーに癒され、心から参加できてよかったと感じられる『草刈りピクニック』でした。

また次回も開催予定ですので、少しでも興味を持たれた方はぜひぜひ参加をお待ちしています。

来年もきれいな藤の花が咲き乱れますように。
ではでは!

スタッフ ふく